かつては、心血管病や腎臓病、呼吸器障害になったら「安静第一」「運動は禁忌」が常識でした。
しかし、近年、国内外の医学研究においては、「安静は害である」「病気になっても運動をせよ」が新常識となっています。
本書が提唱する「長生き体操」は、この運動療法の変化と医学研究の最新のエビデンス(医学的根拠)に基づき、東北大のリハビリ名医が勧めている運動プログラムです。
「長生き体操」は、決してハードな運動ではありません。高齢者や体力に自信がないかたでも自宅で行える、手軽な運動ばかりです。
それでも、長生き体操を続ければ血管をよみがえらせることができ、病気になってしまったかたが、病気になる前よりも元気になることが可能になります。
「長生き体操で7%台だったヘモグロビンA1cが5%台になり、高血圧も正常化した」
「認知機能が低下し、ミミズ文字しか書けない状態になるも、長生き体操で数カ月後にはしっかりと文字が書けるようになり、認知機能テストの点数もアップした」
「COPD(慢性閉塞性肺疾患)を発症するも、長生き体操で呼吸が楽になり、血中の酸素飽和度が上昇。酸素吸入の治療を回避できている」
などの喜びの声は、本書で詳しく掲載!
コロナ禍で満足に通院やリハビリを行えないかた、将来の病気を心配されているかたにお勧めの一冊です!