本要約チャンネルで紹介
"★がん治療の成否は「筋肉量」で決まる!
週1回の筋トレで死亡リスクが33%減!
米国がん協会も推奨する科学的克服術
がんとわかったら筋トレを行おう――消化器外科医としてがん患者さんの手術を行うかたわら、がんの分子生物学研究も続けている著者は、こう力説します。
安静を保つことは、がん患者さんにお勧めできません。
むしろ、できるだけ今まで通りの生活を続け、運動も積極的に行ったほうがよいのです。
本書では、体力が低下したがん患者さんでも手軽に行える「腕立て」「腹筋」「スクワット」の3つの筋トレをはじめ、スキマ時間に行える簡単な筋トレ法を多数紹介しています。
ストイックに鍛える必要はありません。行うのは週2回からでもOKです。
また、
●筋トレを行う時間が1週間に1時間増えた人は、膀胱がんと腎臓がんの発症リスクが約20%低下した
●運動量が多い大腸がん患者の死亡率は、運動量が少ない患者よりも約50%低下していた
●手術前から筋トレや有酸素運動を行っていた人は、すべての術後合併症が約40%低下した
など、がんと筋トレに関する最新のエビデンス(科学的根拠)を多数紹介。
さらに、ステージIVから奇跡の生還を果たしたかた、術後から6年以上経っても再発がないかたなど、筋トレによって命を取り留めた貴重な体験談も収載しています。
筋トレは、確実にがん患者さんの生存率をアップさせます。
今からでも決して遅くありません。今日から早速始めましょう。