病気にならない 自然な暮らし (医師が実践する)

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病気にならない 自然な暮らし (医師が実践する)

 

本間 真二郎 (著)

定価 1,430円 (税込)

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マキノ出版

2021/3/15

 

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この本の内容

 

西洋医学は進歩しているのに、病気はなぜ増え続けるのか それは病気の結果(表面部分)しか見ないから。
西洋医学は病気の原因である「なぜ」にアプローチすることがとても苦手。
そうした疑問を抱えていた著者が病気や健康のことをとことん突き詰め、たどりついたのが
「現代の不自然な生活が病気の原因で、自然に沿った生活をすれば病気ににならない」
というシンプルな考え方でした。
小児科医で微生物学者、ワクチン開発の経験まで持つ著者は、現在、栃木県で医師として診療を行いながら、
農業などの自然に沿った暮らしを実践。そこでわかったことをインターネットや書籍、講演会などで発信しています。
本書では、微生物を過剰に排除し、腸内細菌も減らし、環境に悪影響を及ぼす、現代生活の問題点を指摘し、
微生物や腸内細菌などが私たちの健康にとっていかに大切なものかを詳しく解説してします。
また、腸内細菌が喜ぶ基本の食事、私たちの体に不自然な食品、新型コロナとのつき合い方、
ワクチンについての考え方、原子力発電の問題などにも言及。私たちの健康に何が大切かがよくわかり、
今の生活を見直すヒントが見つかるはずです。

 

 

「はじめに」より

土の中の微生物や腸内細菌はどのようにして、私たちの健康に関係しているのでしょうか?(中略)
現在、医学が急激な進歩を見せているにもかかわらず、現代病という新しい病気が増え続けています。
それは、人と微生物との連携がくずれ、免疫機能のコントロールを失っているからです。

本間真二郎

「第1章 微生物は地球のすべての生き物に必要」より

微生物は、不用な物を分解して、いったん物質(地球)に戻し、再び生物(植物)に変化させるという、地球の壮大な循環の要になっています。
地球上のすべての生物は、地球(土)が変化した植物のエネルギーによって生きています。
人間を含むすべての生物は、地球の一部であり、分身であり、子どもなのです。(中略)
地球を傷つけるすべての行為は、回り回って私たち自身を傷つける結果になります。

微生物

「第2章 ヒトの健康を左右する腸内細菌」より

腸内細菌は、人にはないたくさんの遺伝子を持っており、人ができないさまざまな仕事をしています。
人を操っているのは腸内細菌ではないでしょうか?

腸内細菌

「第6章 ワクチンについてよく考える」より

細菌やウイルスに感染すると、それを排除しようとして体中の免疫機構が働き、免疫がつきます。
自然感染によってついた免疫は、ワクチンによる免疫よりずっと強く、1回の感染で一生の免疫がつくこともあります。
加齢とともに免疫が低下しても、周りの感染者がいてそのたびに感染すれば、発症しないまま、その病原体に対する免疫力が強化されます。
これを「ブースター効果」といいます。(中略)
みずぼうそうと帯状疱疹は同じウイルスによる病気です。
帯状疱疹は、かつては高齢者に多い病気でしたが、2014年に水ぼうそうの予防接種が定期接種になってから、20代、30代の若い世代が発症するようになりました。
ワクチンには副作用の問題もあります。ワクチンだけに頼り続けることがほんとうによいのでしょうか?

感染 免疫 ワクチン 免疫力