NHK「おはよう日本」「まる得マガジン」で紹介、出演
最近、つまずくことが増えてませんか?
さらに、“なにもない"ところでつまずいた経験がありませんか?
もしくは、
のどがムセたり、声がかすれたりしていませんか?
結論から言うと、この問いにひとつでも「はい」と答えた人は、声筋(のど)が相当衰えている可能性が大。今すぐに対応が必要です。
のどの役割とは、きれいな声や歌い声を出すだけではありません。
一見無関係なようですが、声筋(のど)は「呼吸」や「食事」だけでなく、「力を入れる」「踏ん張る」という役割を持っているのです。
つまずくことが増えた高齢者は、同時に声がかすれたり、昔と比べて声が老けているという特徴があります。逆に言うと、スタスタと歩いている高齢者は総じて声にハリがあります。
これは偶然の一致ではありません。
のどが丈夫であれば、「誤嚥」や「転倒」といった寝たきりや介護を招くリスクを遠ざけることができるのです。
こう衝撃の事実を教えてくれるのは、国際医療副詞大学医学部教授・山王病院東京ボイスセンター長の渡邊雄介医師。『ガッテン!』(NHK)、『世界一受けたい授業』 (日本テレビ)、『ゲンキの時間』(TBS)、『大下容子ワイド! スクランブル』(テレビ朝日)といった多くのテレビ番組に出演し、わかりやすく丁寧な解説と、患者の悩みに応える実践的なエクササイズの紹介が好評を博している。
来たる人生100年時代、なるべく健康寿命を延ばすためには、声筋(のど)を鍛えることが一番大事。
とはいえ、難しいトレーニングは必要ありません。
お風呂で昭和歌謡を歌ったり、
「の~♪」と発声したり、
ストローで「フー」と吹いたりするだけで、
声筋はみるみるよみがえります。
今からでも遅くありません。
のどを鍛えて、人生の後半戦をイキイキと送りましょう。
【推薦の言葉】
梅沢富美男(役者・歌手)
「のどを大切にすることが、日本人の健康長寿を延ばす鍵になると確信しました」
正常時の声帯 |
衰えによりやせた声帯 |
ポリープができた声帯 |
→ピタリと声帯が閉じ、力も入れやすい。 | →声帯が閉じないため、声がかすれ、声域が狭くなる。 | →息が無駄に漏れ、力も入らず踏ん張れない。 |
ハミング法 |
胸ストレッチ |
おでこプッシュ |
→口を閉じ、鼻に声を軽く響かせる発声法で、いわゆる〝鼻歌〞を歌います。 | →胸の前で手を合わせ、手のひらが正面を向くまで後ろに徐々に広げます。 | →おでこに手を当て、頭はへそを見るように、手はおでこを押し戻すように、力を入れます。 |
風呂カラオケ |
の↑の↓発声法 |
ストロー発声法 |
→湿度が十分にある湯船につかり、リラックスした状態で好きな歌を存分に歌います。 | →低音から高音まで、鼻に抜けるように「のー♪」と発声。続いて高音から低音まで「のー♪」と発声します。 | →ストローをくわえ、「ウー」と5秒間以上、声を出します。 |
風呂場で歌うだけ、「のー♪」と発声するだけ、ストローで吹くだけで姿勢がよくなり、声と体が若返る!