生活習慣病 克服プログラム

#医療・予防

 
生活習慣病 克服プログラム

 

横山 啓太郎 (著)

定価 1,320円 (税込)

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学研プラス

2021/3/25

 

おすすめ情報

 

「行動変容アプローチ」によって生活習慣病を改善・予防する、新しい切り口の健康指南書。血液成分や検査数値の見方などの基礎知識は丁寧に図解し、健康維持の重要性や疾患リスクを説いた上で、“今度こそ続けられる”生活改善法をわかりやすく紹介する。

 

 

この本の内容

 

生活習慣病を根本から改善・予防できる最新健康メソッドが登場!
高血圧、糖尿病、心筋梗塞などの生活習慣病は、適切な治療とともに生活習慣を変えることで少なからず改善していきます。ところが、患者さんの多くはなかなか生活習慣を変えることができず、挫折しがちだといいます。
そうした患者さんを救うには、どうすればよいのか……。
この難問に立ち向かうため、日本の大学病院で初めて「行動変容外来」を立ち上げたのが本書の著者である横山啓太郎医師です。
生活習慣病治療の専門医である横山医師は、「行動変容外来」で実際に膨大な数の患者さんを診つづけた経験とデータをもとに、新しいアプローチによる生活習慣病の改善・予防法を構築しました。
本書はその治療法を、一般の方でも実践できるようにプログラム化したものです。

あの「感染症対策専門家会議」もキーワードに選んだ「行動変容」とは?
横山医師が唱える「行動変容」とは、まさに自身の行動を考え方から変えていくこと。
本書でいう「行動変容」の考え方は、患者さんの意識改革をうながし、納得して新しい生活習慣を定着させていくまで導いていこうとするものです。そのためには、患者さん自身に体のことをきちんと知ってもらう「新しい見方」も必要になってきます。
たとえば、いつも血圧が180㎜Hgだった人が突然120㎜Hgになったとき、「正常値になった」と喜ぶ人がいるかもしれません。しかし血圧値は健康状態の違いや、計測状況によって目まぐるしく変わって当然です。血圧に限らず、検査結果の数値に一喜一憂しない「新しい見方」を、本書はていねいに解説します。

克服プログラムの流れ
本書は、大きく分けて「基礎編」と「実践編」の2パートで構成されています。具体的なプログラムに取り組む前段階として、まずは「基礎編」で生活習慣病の概要や、血液・血管・臓器の基礎知識、健康診断における検査数値の見方の注意点などを解説。読者の皆さんに生活習慣改善の重要性をしっかり理解していただいた上で、「実践編」では“自己肯定感を高める方法"や、継続・定着させるための具体的な取り組み方などを、マインド(心のあり方)・運動・食事・睡眠の項目別に解説していきます。

 

 

現在の医療は大きく変わろうとしています
「行動変容」とは意識改革であり、その解説に多くのページを割いている本書は、従来の健康実用書に比べればかなり異質といえるかもしれません。
しかし、これこそが新潮流。意識改革によって治療に対する取り組み方を根本的に変えていこうとする考えが、これからは主流になろうとしているのです。
「現在の医療は、これから大きく変わります」
それが横山医師からのメッセージ。本書を読めば、その先端に立つことができます。今までの生活習慣病対策に飽き足らない方にこそ、ぜひ手にとっていただきたい一書です。あなたの考え方そのものを変えてくれるはずです。