自宅にいながら、
日本国内における糖尿病の患者数は年々増えており、最新の調査では過去最多の328万人超となっています。本書では、糖尿病治療の権威として知られる順天堂大学名誉教授・河盛隆造先生、食生活改善のスペシャリストとしてメディア露出も多い同大学医学部附属浦安病院栄養科・髙橋德江先生が、血糖値をコントロールする食生活のポイントを解説。
糖尿病になったら、低カロリーの減塩食しか食べられないのでは…? と思われがちですが、順天堂医院が提唱する食事療法では、特別に食べてはいけないものはありません。食を楽しみながら治療を続けられるよう、しっかり味でボリューム満点のレシピばかり。糖尿病食にありがちな味気なさ、もの足りなさはありません。これまでの食生活を大幅に変えることなく、お肉はもちろん、ごはんものやスイーツまで、「今までと同じおいしさ」で血糖値をコントロールできます。
●高齢の方や、ひとり暮らしの男性も作りやすい簡単レシピ
●全レシピ調理時間の目安つき
●1人分から作れて、家族といっしょでもひとりでもおいしく食べられる
●「糖尿病治療ガイド2018-2019」に準拠
順天堂医院が提唱する食事療法のいちばんのコツは、美食家になること! 「おいしいものをちょうどよく食べる」ことが、糖尿病克服の近道なのだそうです。この本で紹介するレシピのなかから、主菜1品、副菜・汁もの2~3品を選べば、バランスのよい献立がラクラク完成。便利な材料別さくいん付きなので、家にある食材ですぐ作れます。
毎日の食事はこの一冊におまかせ。おいしいから無理なく続く、食生活で血糖値をコントロール。簡単レシピで病気を進行させない。